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2026年06月24日 AGAEDコラムラジニアクリニック メンズ

【医師監修】AGA治療薬は子作りに影響する?副作用による不妊リスクと妊活時の休薬期間を解説

【医師監修】AGA治療薬は子作りに影響する?副作用による不妊リスクと妊活時の休薬期間を解説

「薄毛治療は続けたいけれど、近い将来、子作り(妊活)を考えている」 「今飲んでいるAGAの薬は、生まれてくる子どもに影響が出ないだろうか?」

20代〜30代でAGA(男性型脱毛症)治療に取り組む男性にとって、妊活や子作りと薬の付き合い方は非常に切実な悩みです。ネット上には「子どもに奇形が出る」「不妊になる」といった極端な噂もあり、不安を感じている方も少なくないでしょう。

結論からお伝えすると、男性がAGA治療薬を服用している状態でパートナーが妊娠しても、生まれてくる子ども(胎児)への直接的な悪影響は基本的にありません。

ただし、子作りの「障害」になり得るいくつかの副作用や、パートナー(女性)が「絶対に守るべき禁忌(やってはいけないこと)」が存在します。

今回は、AGA治療薬が子作りに与える影響、注意すべき副作用、そして安全に妊活を進めるための休薬期間について詳しく解説します。

【結論】男性のAGA治療薬の服用は、子ども(胎児)へ直接影響しない

AGA治療の主軸となる内服薬「フィナステリド(商品名:プロペシアなど)」や「デュタステリド(商品名:ザガーロなど)」を男性が服用している場合、子作りにどのような影響があるのでしょうか。

精液に移行する薬の成分はごく微量

「薬の成分が精子を通じてお腹の赤ちゃんに届いてしまうのでは」と心配される方がいますが、結論から言えばその可能性は限りなく低いです。

製薬会社の臨床試験データによると、男性がフィナステリドを毎日服用した場合、精液中に移行する成分はごく微量(検出限界以下〜極めてわずか)であることが確認されています。この量の成分が女性の体内に吸収され、胎児の発育に悪影響を及ぼすリスクは無視できるレベル(安全圏)です。

実際、厚生労働省の医薬品添付文書にも「男性が妊活中に服用することを一律に禁止する」という記載はありません。そのため、過度に奇形などのリスクを恐れる必要はありません。

注意すべきは「子作りの障害」になり得る3つの副作用

直接的な胎児へのリスクは極めて低いものの、AGA治療薬が持つ「ホルモンバランスへの働きかけ」によって、妊活そのものが難しくなる(間接的な影響が出る)可能性はあります。

具体的には、1〜5%未満の確率で以下のような副作用が報告されています。

1. 性欲の減退(リビドー減退)

AGA治療薬は、薄毛の原因となる男性ホルモン(DHT)の生成を抑える薬です。そのため、稀に性欲が低下する副作用が現れることがあります。「妊活のためにタイミングを合わせたいのに、その気になれない」という形で子作りに影響が出る場合があります。

2. ED(勃起機能不全)

性欲の減退と同様に、十分な勃起が得られなくなったり、中折れしてしまったりする「ED(勃起機能不全)」の症状が出るケースがあります。これにより、自然妊娠のための性交渉自体が難しくなるリスクがあります。

3. 精液量の減少・精子の質の低下

薬の影響により、射精時の精液量が減ったり、一時的に精子の運動率が低下したり(男性不妊の要因)することがあります。

💡 ここがポイント これらの副作用はすべての男に現れるわけではなく、発症確率は数パーセント程度です。また、万が一症状が出たとしても、「薬の服用を中止すれば、しばらくして元に戻る(可逆性がある)」ことが分かっています。永続的に不妊になるわけではないため、ご安心ください。

【超重要】妊活中・妊娠中のパートナー(女性)は「絶対に薬に触れない」

男性側の服用については大きな問題はありませんが、妊活において「絶対にやってはいけない最大の注意点」があります。それが、パートナーである女性への接触リスクです。

女性への経皮吸収がもたらすリスク

フィナステリドやデュタステリドは、妊婦、妊娠している可能性のある女性、および授乳中の女性の服用・接触が「厳禁(禁忌)」となっています。

これらの成分は皮膚からも吸収される性質(経皮吸収)を持っています。もし妊娠中の女性がこの薬に触れて体内に吸収されてしまうと、お腹の赤ちゃんが男の子(男児)だった場合、その子の生殖器の正常な発育を妨げてしまう(女性化などの奇形リスク)危険性があります。

家庭内での正しい薬の管理方法

男性が一人で薬を飲んでいるつもりでも、家庭内で以下のようなケースから事故が起こるリスクがあります。

  • 錠剤を割って飲んでいる: コストを抑えるために錠剤をピルカッター等で分割している場合、飛び散った粉末を奥様が吸い込んだり、触れたりする危険があります。
  • 保管場所が同じ: 家族で共有している薬箱などに無造作に置いておくと、誤って奥様が触れてしまう可能性があります。

当院をはじめ、医療機関で処方されるAGA治療薬の多くはコーティング加工がされているため、通常の錠剤の表面に触るだけであれば過度な心配はいりません。しかし、万全を期すために「絶対に分割しないこと」「パートナーの手の届かない場所に厳重に保管すること」を徹底してください。

妊活を始める場合、AGA治療薬は「いつから休薬」すべき?

「いくら確率が低くても、100%安心したいから妊活中は薬を止めたい」 「現在、不妊治療中なので少しのリスクも排除したい」

このように考え、一時的に休薬(薬を止めること)を選択される男性も多くいらっしゃいます。その場合の具体的な休薬期間の目安は以下の通りです。

フィナステリド(プロペシアなど):3ヶ月前

薬の成分自体は数日〜1週間程度で体内から完全に抜けます。しかし、男性の体内で新しい精子が作られ、それが成熟して射精されるまでには約3ヶ月(約74日間+精巣上体での成熟期間)かかります。 そのため、安全な精子で妊活に臨むためには、子作りを開始する「3ヶ月前」からの休薬が推奨されます。

デュタステリド(ザガーロなど):6ヶ月前

デュタステリドはフィナステリドに比べて成分が体内に長く残りやすい(半減期が長い)という特徴があります。そのため、完全に成分が抜けて新しい精子が成熟する期間を考慮し、余裕を持って子作りの「半年(6ヶ月)前」からの休薬が必要です。

休薬中の薄毛対策には「ミノキシジル」の活用がおすすめ

フィナステリドやデュタステリドを数ヶ月間ストップすると、高確率でAGAが再進行し、髪の毛が抜けて元の状態に戻ってしまいます。

「妊活はしたいけれど、ハゲたくない」という場合は、男性ホルモンに影響を与えない「ミノキシジル(外用薬・内服薬)」への切り替えがおすすめです。ミノキシジルは血管を拡張して発毛を促す薬であるため、妊活中や子作りへの悪影響がなく、休薬期間中の心強い味方となります。

まとめ:一人で悩まず、まずは医師にご相談ください

男性のAGA治療薬の服用自体は、生まれてくる赤ちゃんに直接的な悪影響を与えることは基本的にありません。しかし、性欲減退やEDなどの副作用のリスク、そしてパートナーである女性が薬に触れてはいけないという重要なルールがあります。

大切なご家族を迎えるための妊活だからこそ、不安を抱えたまま治療を続けるのは精神的にもよくありません。また、自己判断で急に薬を止めてしまうと、せっかく生えてきた髪が一気に抜けてしまう原因になります。

秋葉原ラジニアクリニックでは、患者様一人ひとりの将来のご家族の計画や妊活のスケジュールに合わせた、最適なAGA治療プラン(安全な薬への切り替えや休薬のアドバイス)をご提案しています。まずは無料カウンセリングにて、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

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ラジニアクリニック 院長。
福岡大学医学部卒業。同大学病院形成外科に入局。以降、全国各地の病院で形成外科治療に携わる。
2020年 大手美容外科入局、2021年より院長。
2022年 ビクアスクリニック秋葉原開院、2025年 ラジニアクリニック院長に就任。
【資格・役職】日本形成外科学会 専門医

特に包茎治療、長茎術などのメスを使う施術は、経験と美容センスが大事な施術です。
カウンセリングではご納得頂けるまで何度も話し合い満足度の高い治療を常にご提供できるよう心がけております。
特に術後イメージを上手く伝えられるようカウンセリングをさせて頂いております。
一度、手術を行えばそれで終わりということではなく、患者様とは一生のお付き合いをコンセプトに、「美のかかりつけ医」として末永いお付き合いをさせていただきたいと思っています。
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